三点定位法っていうミキシングの古い手法があり、それはそれぞれの楽器のパンをまったく振らないか振り切って、左中右の三点に音を集めるという手法です。昔の音楽やロックでよく使われる手法です。
音楽的な特徴はいろいろありますが、音像が全くぼやけないという点が個人的に大きいです。使う空間上の点を3つに絞っているのだから、音像と周波数空間の難しい絡み合いが簡略化されて、音を認知しやすい。これはモノラルがエモい理由と同じで、技術的にも作りだす情景もモノラル音源に似ています。
現代で完全な三点定位法が使われることは珍しいですが、パンを振り切ることで音像を絞るような手法はよく使われています。
ところで僕は効き耳が右で、だから右耳のクチョクチョをより敏感に感じます。