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title.夢日記
path.blog/yume.md
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date.2025-01-09

久々に面白い夢を見てよく覚えていたので書いた。よく覚えている夢はディテールを落として概要を書き下してもかなりの分量になる。


ホテルの部屋に着いた。今日は一人部屋だ。田舎臭いホテルでバブルの雰囲気がする。部屋に入るといろいろと設備がありすぐ先にベッドルームがある。

父と一緒に夜ご飯に向かう。二部屋しかない一階建てで変に壁一面大きな窓の建物がまるまるお店だった。日本風の洋式で木や植物の飾りの使われていて、重ための情緒のある店だった。夢によくあることだが、父と一緒に来たという情報のみが自分に分かっていて、その姿は見ていない。夜ご飯も食べていない。建物に入り、そして建物の雰囲気がわかっただけのシーン。

朝が来て何故か無口なホテルマンが俺の部屋にいる。旅行特有の怠惰と清々しさを同時に感じる心地よさのうちにホテルマンが何かガサゴソしていていた。彼に「〜してください」みたいな口調で何かを頼まれ俺はベッドの横についていた木製のスイッチに手を伸ばした。光がついた。スイッチによってカーテンが開いたのか電気がついたのか分からないと思った。

なにかするために廊下に出ると知らないおばさんがいた。廊下をまっすぐ行くとホテルの食堂かロビーか分からないが公共施設に繋がっていて俺はそのすぐ隣の部屋だった。おばさんはそこに入る手前、つまり俺の部屋の目の前で立ち止まっていて、俺は何故か女の子座りで座り込んでいた。

女性のホテルマンがいておばさんの対応にあたっていた。対応が終わったあたりで、俺は何かに気がついたため部屋に戻ることにした。女性のホテルマンに何か同情するようなことを言って笑われた。僕は要望があり彼女に告げると、彼女はそれに応えるために僕の部屋についてきた気がするが場面転換によって消えた。

ホテルの部屋のベッドルームに繋がる一部屋は角部屋であり大きな窓が角いっぱいについている。ダイニングのような設備と長方形の腰掛けがあり、俺の小物が置いてある。その窓から父親(初登場)と外に出る(つまり俺の部屋は一階にあった)と水の張った大きなプールのような場所に出る。

そこは温泉とプールを兼ね備えたような場所で、我々のホテル以外の場所にも共有されている。まるで水没都市のような風景が広がっている。

目を坂の下(水が張っているので要するに段々畑のように水が張っている) に移すとそこからは街を見下ろす絶景があった。昨日の夜ご飯のお店が遠くに見えた。 水でつながった横の建物は大きな建物だった。

部屋の目の前の、この水の段の崖際には露天温泉のようなスペースがある。昨日はこの施設に気が付かずホテルについているくだらない大浴場に入ってしまったと思った。

ここはなんだかこの小さなホテルからすると行き過ぎた大層な施設であるように思える。なんて素晴らしい温泉なんだろう。ここをぜひ利用すべきだと言うと父親は駄目だと言った。確かに不気味なことにこの不思議で巨大な施設を利用するものの姿は見えなかった。

聞けば(誰に聞いたかはわからん)それは100年以上続く自然の自浄作用を利用した手入れのいらない大水槽であり、確かに水底には水藻がたくさん付着しておりなんだか水も濁っている。水槽自体の素材は普通のプールのようなものであり、水質はわからないが、見た目は放置された汚いプールのように見えた。

確かに水に浸かるのは嫌な気がしたので水に入らず飛石や水の浅い部分を通って散歩することにした。坂の下は区切られ降りることはできなかったので必然的に坂の上の方を目指す。

ガラス張りの大きな現代風のビルがあり、天井の高い一階に外と繋がっていて通り抜けることのできる部分がある。大手町にこんなビルがあった気がする。

ビルの右の方に水の通り道のようなものが見え、その対比が幻想的に思えた。